Be Happy Jazz Festival 2007に参加
愛知県のアマチュアビッグバンドの祭典に参加。僕は4回めの参加かな。
演奏したのは四曲。
- Nevada Bravada
BeBopのメロディを持つ曲。コード進行は、テーマ部分はパーカーのConfirmationと同じ。サビはConfirmationのサビ8小節を16小節に展開した形になっている。
後半コーダに戻るところで、サックス・ボーン・トランペットがそれぞれ違う動きをするパートがあった。中でもトランペットはポリリズム的に動くのでなかなか合わなかったんだが、本番は成功。本番に強いなあ。。。
- Love For Sale
スタンダード。低音がテーマを取るアレンジが面白い。僕はこの曲でソロをとった。舞台の前はベース音が聞こえないかと懸念したが、大丈夫だったので何とかこなす。
- Little Prince
Feel So Goodでおなじみチャック・マンジョーネの作品。といっても彼らしくない、かわいらしいワルツ曲。ソリストさんは少し緊張していたけど、いい結果になったのでは。
- See The World
少し前から取り組んでいるパット・メセニーの曲。複雑なシンコペーションに苦しんだが、本番では何とか。ダイナミクスが付けにくく、それなりにがんばったが、さてどう聞こえたことやら。
自分の出番以外には、メイナード・ファーガーソンのコピーバンドやら、80年代フュージョンバンドなどもフェスティバルに参加していたりして、それらを楽しむ。みんなレベル高いなあ。
あるバンドでは60歳の大ベテランがトランペットを朗々と吹いたり、他方では若い20代が新しいビッグバンドを組んで、それがなかなかの演奏だったりするのを見るにつけ、世代間の違いといったおもしろさも感じたり。
ラストは元東京ユニオンの高橋達也さんと、女性陣選抜のレディースバンドとの共演。
↑高橋達也さん
高橋さんは昨年大病をされたようで、楽器は久しぶりとのこと。さすがに一回り小さくなった印象だったが、楽器を持つとシャキっとなるのは相変わらずで感服する。実際、演奏は掛け値なし、お世辞抜きに素晴らしいものだった。プロというにふさわしい。
ただ、ちょっと演奏以外の姿が見ていて痛々しかったのも事実。お体を考えると、ゆっくりさせて差し上げるのがいいのでは、とも感じた。ご本人が来たい、というのであれば仕方ないが、無理に誘うのは止めた方がいいだろう。
ともあれ、楽しみました。