2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Groovy / Red Garland

ジャケットのセンスの良さ、一曲目のの親しみやすいテーマメロディも相まって、おそらく日本でもっとも有名なRed Garlandのアルバムだと思う。久しぶりに聞いてみたが、やはりいいものはいい。 選曲もPrestigeには珍しく緩急が考えられていて、ミディアムの…

名古屋に戻る

朝、ホテルで見たニュースでは名古屋・岡崎で豪雨、避難勧告とのこと。姉からも心配のメールありだが、こちらの身ははるか周防国長門国なので当然被害はなしだが、同僚に被害がなかったかどうかが気になる。 そんなわけで心配しつつ名古屋に戻る。JR某駅か…

山口へ

昼から新幹線で山口へ。新山口で下車、レンタカーにて某所へ。途中瀬戸内の砂浜を見たり。本当に瀬戸内海の風景は美しい。 夕方〜夜にワークショップ。 終了後、同僚の薦めでホテル近くの焼鳥屋へ。外観はどうってことのない場末の(失礼)焼鳥屋なんだが、…

Mercy,Mercy,Mercy / Cannonball Adderley

Cannonball Adderleyはいくつかのライブ盤を残しているが、これはその中でも極めつけ、文句なしの名盤。Cannonballの渋い声、観客を乗せる最高に上手いMCを堪能するのも楽しいアルバム。 このアルバム、多くはブルースをベースとした凝った作曲になっていて…

Today and Tomorrow / McCoy Tyner

McCoyが1963年に残した充実の一枚。左手の低音と右手のペンタトニックフレーズ、という彼の個性はこの時点で完全に確立されていて、安心してパワフルなMcCoyの世界に浸ることになる。 それにしても抜群の安定感。クオリティが落ちる、ということがまず無い人…

My Generation / Teodross Avery

マルサリス以降の「若手」による「最近」のジャズサウンドが楽しめる一枚。多分僕と同世代かそれより下だと思うが、ジョン・スコを相手に一歩もひかず、オリジナル曲を中心にサウンドを構築しているのは素晴らしい。それでいて頭でっかちになっていないのも…

Gershwin For Lovers / Marcus Roberts

マルサリス・チルドレンの一人、Marcus Robertsの端正な作品。タイトルどおりGeorge Gershwinの作品集。この人はガーシュィンナンバーが好きなようで、他にも小沢征爾さんと吹き込んだりとかいろいろやっているようだ。 ジャズジャズした演奏よりもクラシッ…

練習日だった

久しぶりの練習日。譜読みしていったところはまあまあだったが、足りないところはやはり吹けない。もう少し慣れればいけるかな。 スローの曲ではピッチを維持するための変え指に苦労する。簡単に言うと右手で押さえる部分は音程がうわずりやすいので、補正の…

Guys and Dolls Like Vibes / Eddie Costa

白人バイブ奏者Eddie Costaのリラックスした演奏。ディスコグラフィ的には、Scott LaFaroと出会う前のBill EvansとPaul Motianの参加が注目。曲目はFrank Loesser作曲のがスタンダードだけど、その他もすべてLoesserの手によるものだとか。いずれの曲も古き…

ミニノートPCを買った

台湾のメーカーAsusのEeePC901xを衝動買い。とても小さくて触っていて面白い。この軽さと小ささは、出張とかお出かけで重宝することになりそう。OSはWindowsXPで20GBのSSD。これで\60,000未満なんて、すごい時代になったものだ。

Wow / 大西順子

90年代当時の日本のジャズを代表する一枚と言えると思う。ピアノが打楽器だったんだ、と改めて認識させられる力強いタッチと、どんなに熱くなっても失われない美しい歌心が彼女の真骨頂だ。彼女の場合は一般的なジャズピアニストと異なり、根底にDuke Elling…

Good Gracious / Lou Donaldson

彼にとってはなじみのメンバー、Grant Green(g)、Big John Patton(org)、Ben Dixon(ds)との気楽なアルバム。まるっきりフレーズはCharlie Parkerだけど、ちょっと緊張感がなくてノリが軽くて、いい意味でラフなのがルーさんの特徴。あくまで本人はビバップを…

Dial S for Sonny / Sonny Clark

ソニー・クラークの比較的古い一枚。ブルーノート初期の、セッションの香りを感じさせる演奏集だ。クラークの良さはミディアムあたりにあると思うんだが、このセッションでは比較的ハイテンポの早い曲も含まれていて、ちょっとせわしない感じも持ったりする…

Sakura Stamp / 矢野沙織

矢野沙織の作品。初期の作品なのかな。パーカーフレーズの固まりはさすがに上手いけど、ややせわしない印象を受けるかな。とにかくバップのフレーズを吹ききる、というのが潔いと思う。ソロも短いし、個性はこれからなんでしょうね。ピッチも含めてブロウし…

お盆に母に聞いたこと、そして今さら気づいたことの個人的なメモ

本当に個人的なメモで、オチも何もないのでご容赦を。 生まれつき足に先天的な障害を持っていて、もっとも幼い頃の思い出の一つは、治療のため地元の伊勢から名古屋の大学病院に通っていたことだ。名古屋の病院に通うようになる前は神戸の病院に通っていたら…

At the Shrine / Stan Getz

その活躍舞台がほとんどアコースティックだったとはいえ、Miles Davisに匹敵する時代への対応力は驚くばかり。Woody Hermanとを吹いていたころ、Aotonio Carlos JobimやAstrad Gilbertoらとボサノバを吹いていたころ、Chick Coreaのエレピと丁々発止していた…

Fantasy / Harold Mabern

ハロルド・メイバーンによるトリオ作品。そつない、破綻のない演奏で安心して聴ける内容。メイバーンの歌心を味わうには良い作品だと思う。これがこの当時にメイバーンがやりたいことだったのかといえば、その辺はよくわからないが。演奏曲目に「The Sidewin…

Mosaic / Art Blakey and the Jazz Messengers

三管編成初期のジャズ・メッセンジャーズの作品。ファンキーかつモーダルな音楽性、奔放なソロワークかつ緻密なアレンジメント、豪放かつ繊細なバンドサウンドという様々な二面性を持った素晴らしいアルバム。 Wayne Shorterの腕がめきめきと上がりつつあっ…

The Thelonious Monk Orchestra At Town Hall

モンクのオーケストラ作品。トランペット2人、トロンボーン1人、チューバ1人、アルト・テナー・バリトンが一人ずつという管楽器陣に、モンクのピアノとベース・ドラムというスモールオーケストラ編成。モンクは40年代は不遇で、50年代後半から急激に脚光…

Plays Ellington Songs / Harry Allen

ハリー・アレンはとっちゃん坊やみたいな風貌で損をしているが、スタン・ゲッツとズート・シムズの系譜につらなる白人スィングテナーの雄の一人だろう。実際に生のステージを見たことがあるが、想像よりも遥かに豪快な歌いっぷりには圧倒された。 このアルバ…

ブラウザにsafariを入れてみた

ブラウザはfirefoxを使っているんだが、iTunesの更新のときにsarafiもついでにダウンロードして、使ってみることにする。 safariはappleが開発したブラウザ。最速とのふれこみも見るが、そんなに使いこなしていない自分が普通に使う分にはfirefoxと変わらな…

Do It / Steve Grossman

近年はロリンズ直系のハードバッパーぶりを発揮しているSteve Grossmanの90年代初頭の作品。 いわゆるビバップのフレーズを愚直なまでに追うスタイルは賛否両論あるだろうけど、一つの姿としてはありなのかな、と思う。 Cherokee、Let's Monk、The More I Se…

Max Roach +4

今日のBGM。ブラウン死去後のローチバンドがこのアルバム。ロリンズもメンバーに残って、素晴らしい演奏を繰り広げる。ジョージ・ラッセルのEzz-Thetic(Love for Saleのコード進行によるトリスターノ風ビバップ)を演奏するなど、スノッブでアレンジ指向は変…

山口から戻る

ちょっと時間に余裕あり。そのまま名古屋に戻るのも何なので、山陽本線を西、下関へ。さらに乗り換えて関門トンネルをわたり、九州上陸。北九州の小倉へ。 小倉駅で新幹線に乗り、名古屋に戻る。小倉から名古屋までは3時間15分。名古屋から高山へ行くのとあ…

山口にて

午前、いろんな問い合わせとか対応し、何とか一区切り。名駅から遥か西、山口県山陽の某市へ。今まで日本中いろいろ行ったことあるけど、さすがにこの地は初めて。大阪の某の段取りのもと、夕方から夜までワークショップ。いろいろ勉強になりました。

インタビューしてうまくいくケース

レンタカーで二時間。某県某市にてヒアリング。事前に作成したヒアリングシートをもとに、インタビュー実施。いい発言を引き出すためにいろいろ腐心する。事前に学習しておき、相手に共感し、感動すると、インタビューとしてうまくいくケースが多いように思…

最近録音のやつを二枚購入しました

昨今話題の二枚をミーハーに購入。TWO MEN WITH THE BLUESアーティスト: WILLIE & WYNTON M NESLON出版社/メーカー: AAC発売日: 2008/07/11メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る ウィントン・マルサリスがブルース・カントリーの巨…

試験を受けてきた。

朝から名古屋大学へ。某試験を受験。午前は2時間で40問のマークシート、午後は3時間半で3000文字の筆記。プロジェクトマネジメントとか技術管理とか、そういうジャンルの試験で、なかなか苦労する。取りあえず全部埋めてきた、というところか。 仮にこの夏…