My Fair Ladyを見る

マイ・フェア・レディ [Blu-ray]

マイ・フェア・レディ [Blu-ray]

 BSに録画してあったMy Fair Ladyをみる。オードリー・ヘプバーンの代表作の一つ。
 とても有名な映画だが、3時間の大作ということもあり、恥ずかしながら初見だった。今回見るまでは、Pretty Womanの元ネタのロマンチックコメディくらいにしか思っていなかったが、それだけではない要素があって、さすがの名作だった。
 もちろん、ロマンチックコメディ要素はメインとなっている。初めは言語学者の教授と、訛りを治したい花売り娘だった二人が徐々に惹かれあっていくのは正に王道。そして上流社会の衣装を身にまとって変身した後のヘプバーンはびっくりするくらい美しかった。
 しかしそれだけではなかったわけで、戦前のロンドンを舞台にした、階級社会をテーマにした社会的な要素をもった映画だった。タイトルのMy FairがなまってMayfairに聞こえることとのひっかけになっているのは有名な話だが、初めはこっけいに訛りを直しているように見せて、実はイギリス社会に深く根付いた階級社会と、言葉によって人の態度が変わる社会のあり方を揶揄しており、それがこの作品を奥深いものにしている。

 音楽としては、「踊り明かそう(I Could Have Danced All Night)」が有名だが、I'm Grown Accustomed to Her Faceもこのミュージカルが由来だとは知らなかった。知っている曲を思いがけない映画で発見するのは楽しいものだ。

 ジャズでは、Shelly Manneのトリオ作品が名盤として知られている。

マイ・フェア・レディ

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