人間ウォッチング

帰りの車中で浜名湖を望む

 昼前に資料閲覧のため某県某所へ。某事務所にて資料閲覧。資料閲覧というのはたいてい事務所の担当者の部屋とは別室で行うものなのだが、今回はスペースの都合で某課の一角で閲覧することになる。ここの課長が業界でも有名な人で、こちらは資料閲覧のかたわら人間ウォッチングにもいそしむ。
 この課長のエピソードは例えば、僕の同期がプロポーザルのヒアリングでこの人に一瞥され、何も話してないのに「お前は帰れ」と言われたとか、同じくヒアリングに別の人が出向いたら、こちらが書いた提案書の中身の質問を一切せず、自説の独演会を繰り広げて話させてもらえなかったとか、「要請書に疑義あるときは質問状を」との文言に従い質問状を持っていったらなぜか思い切り怒鳴られたとか、まあそういう類の香ばしい人だ。有能ではあるらしいのだが。

 で、しばらくしているとどこかから電話があった模様。耳をダンボにしてしばし聞く。「○○課長、△△からお電話です。」事務の人が取り次ぐ。
 で、電話を取るなり「おう、バッカやろうてめえ、この前はこっちにおったのに、立場変わったら命令してくんじゃねえよ!」
 一瞬何事かとぎょっとしたが、どうやらそれが課長なりの挨拶だったようで、その後豪快にガハハと笑いながら要件に入る。「おめ、そんなのこっちが知るわけねーじゃねえかよ。・・・おう、分かった、調べとくで。じゃあな(ガチャン)」
 いや、かなりくだけた名古屋弁で聞きしに勝る勢いだ。誰と話しているのか知らないが、まあこういうタイプの人が客先にいると大変なんだよなあ。

 午後は会社に戻り資料作成。翌週の某会議のリハーサルなど。23:30退社。