雪を歩く

歩道の積雪

 12月の名古屋としては57年ぶりの大雪。TVは繰り返し雪の情報をながしている。朝から打ち合わせのため、普通に家を出る。空気が雪国やスキー場のそれになっている。目の前の歩道は積雪で歩けない。やむを得ず車道を歩く。
 幸い地下鉄は平常運行。会社に立ち寄ったあと、打ち合わせ先へ。JRを使ったのだが、快速は来ないものの普通が来たのでそれで目的地の最寄駅まで行くことができた。
 改めてわかったのは、鉄道など軌道系のインフラは雪に強く、道路などのインフラは雪に弱いということ。当たり前なんだが、タイヤとレールの力の違いを見せ付けられる。高速道路が軒並み閉鎖されていた中で鉄道はダイヤは乱れたものの、基本的には運行されていた。こうした現実を考えると、雪国では路面電車の導入などの理由の一つになり得るかも、などとぼんやり考える。

 それにしてもこうした中で長距離トラック運転手などは本当に大変だ。人も含めたインフラ全体のありがたみを改めて感じる。