アドリブラインについて今さら気づいたことのメモ

 ヘボい自分のアドリブを何とかしよう、ということで傾向と対策をいろいろ考えているわけだが、改めてコード進行に丁寧に吹こう、ということでいろいろと試行錯誤。まずはビバップみたいなアドリブの特徴は何だ、ということをいろんな解説文とか読んで勉強していた。この中で気づいたことをメモ。とにかくビバップ系のアドリブは、特にドミナントモーションが起きる箇所ではコードの音に忠実にアドリブラインを組み立てる、というのが大きな特徴。ではコードのアルペジオを、例えばDm7のところでレファラドとか吹いたらビバップなのかというとそんなことはなくて、そのままではもちろんカッコ悪い。ではどういう音の選択がビバップぽいのか。
 試行錯誤する中で、今回わかったこと。

  • コード変わり目の音は、慣れないうちは三度や七度から始まった方が無難な感じ
  • アドリブラインの組み立て方については、ファミファソラシドレとかクロマチックに吹くよりも、コードの分散和音を選択して、跳躍も大きめにファミファドラソミみたいに吹く、垂直にコードを上の音からたたみ込むみたいに吹くと、前者よりはいくぶんビバップぽくなるようだ

 今さらかよ、十年も何やってきたんだというツッコミはさておき。しかもわかっただけでなかなかうまく吹けないし。でもマンネリで手癖の多いアドリブを改善するいいきっかけにはなりそう。
 こういうの、上手い人は最初から気づいて、あるいは無意識に吹いていたんだろうなあ。情けなし。