今日購入したCD
![Song Book Song Book](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51vGSKmQXmL._SL160_.jpg)
- アーティスト: Kenny Garrett
- 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
- 発売日: 1997/05/13
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
Miles Davisの晩年のバンドに在籍していた80年代後半から90年代初頭は、さすがにどこかMilesの影響を受けた作品を発表していたが、このアルバムを含むその後のアルバムでは、いい意味でMilesの影響を背景に感じさせつつも、それらを昇華したストレートなサウンド、という個性満点の作品を連発している。本作もその一つ。
テクニカルな面では、いわゆるフュージョン方向に進まないアルト奏者の語法として、一つの頂点を示していると思う。何といっても個性的な音色とあいまったアウトフレーズのバランスが最高だ。
![Double Rainbow: Music of Antonio Carlos Jobim Double Rainbow: Music of Antonio Carlos Jobim](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41WMHC7SGRL._SL160_.jpg)
Double Rainbow: Music of Antonio Carlos Jobim
- アーティスト: Joe Henderson
- 出版社/メーカー: Polygram Records
- 発売日: 1995/03/21
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
本アルバムの発表当時に、同じVerveレーベルに在籍していたことで実現したと思われるHerbie Hancockの参加も今となっては貴重。リーダーでも素晴らしいが、サイドマンだとなお一層素晴らしいというHerbieの良さはここでもそのとおり。いい仕事してます。
いやあ、本当に素晴らしいなあ。 50年代初頭にWest Coastで活躍していたShorty RogersとGerry Mulliganのそれぞれのビッグコンボ作品を収録した作品。ジャズ史としては、Miles Davisの
収録のどの曲もスマートでいいが、好みでいえばGerry Mulliganの一連の作品
West Coastの編曲志向というのは結構影響が強くて、例えばどちらかと言えばハードバップジャズとして名高いMax Roach - Clifford Brown Quintetにスマートなアレンジが施されているのは、彼らが西海岸で活動していたのが大きい。そんなことを思い出させてくれるアルバムだ。