雨は夜更け過ぎに雪へと変わった

 関東は昼から雨が降りだし、夕方からは雪。今も降っており、明日はある程度積雪になりそう。明日の朝は路面凍結やら交通機関の乱れやらで大変だろうな・・・。

 今晩は正にタイトルに書いた歌詞のような状態なわけだが、このような雨が途中から雪に変わるような気象は、名古屋ではおこらないから珍しく感じた。名古屋の雪は、日本海でできた雪雲が関ヶ原の鞍部を通過して吹き込んでくる形。この吹き込みは、上空に寒気があればそのまま雪、寒気がなくて湿度が高ければ雨に変わってしまう。当然、雪が降る場合は比較的乾いた雪になっている。雨が降るような湿度の高い日は、雪が降りっこないわけだ。
 これに対して、関東のような雪は、低気圧の通過に伴って発生した雨雲が上空の寒気によって雪に変わる状態。べちゃべちゃとした、みぞれ混じりの雪であることからもわかる。気象条件としても、「雨が雪へと変わる」というのはこういう形なんだな、と理解できるわけだ。
 赤穂浪士もこういう湿った雪の中を歩いていたということだな。