Drum Suite / Art Blakey and the Jazz Messengers
マクリーンがらみで購入。かつてはA面B面で別れており、A面(1〜3)はタイトルどおりドラムアンサンブル。B面(4〜6)がいわゆるジャズ・メッセンジャーズで、マクリーンはこちらに参加。今回購入したCDには、さらにDonald ByrdとIra Sullivanなるテナーがフロントのメッセンジャーズの演奏も追加されている。合計3つのセッションが入っているわけだ。
ブレイキーがちょくちょくドラマーを集めてアフリカンなセッションをしているのは知識として知っていたが、本格的に聴くのはこのA面が初めて。結構興味がわいたりして。
時代が時代だけあって、ドラムパターンはさほどのアフリカリズムとは感じなかった。うねるようなポリリズムとかそういうのは全然なくて、「A Night In Tunisia」のリズムソロが長く続き、合間にピアノやらのソロが入る、という感じか。そのせいもあって、あくまでもジャズだなあ、と感じる。ティンパニが入っておかしかボーカルが入ってもその印象は変わらない。
二曲めの「Cubano Chant」はRay Bryantの有名曲だ。これもよくわからないボーカルが入っていて、面白い。
B面は三曲。特に「Just For Marty」などは渋い。マクリーンのソロは、プレスティッジとの契約前夜ということでやや古さを感じるが、魅力的な音色は当時から不変。でも、三曲ともどこかで聴いたことがある感じなんだよなあ。処分したテープの中にあったのかもしれない。
- The Sacrifice
- Cubano Chant
- Oscalypso
- Nica's Tempo
- D's Dilemma
- Just For Marty
- Lil'T
- The New Message (aka Little T) take1
- The New Message (aka Little T) take3