すごく久しぶりに

 カシオペア向谷実をTVで見る。で、感じたんだが、そういえば日本のフュージョンってあまり聞かないが、最近はどうなっているんだろうか?

 僕はジャズに興味を持つ前、フュージョンを聴いていた時期があった。当時流行っていたのはカシオペアT-Square、マルタあたりだろうか。それらの音楽を聴いていたのは中学時代の、音楽に興味を持ち始めた時期だ。その後は高校生になってスウィングジャズに興味が移ったので、その後どんなプレイヤーが出ているのか、どんな曲が流行ったのかは知らない。最後に聴いたのはマルタのオブセッションだったかなあ。知り合いから勧められて借りたのだった。でもその頃はすでに大学生でモダンジャズにどっぷりはまっていたので、一応は聴いたが、正直あまり受け付けなかった。正直いって僕のフュージョン知識は1980年代後半で終わっている。

 その後の日本のフュージョンはいったいどうなったのだろうか。カシオペアが現在も現役で一線で世代交代がされていないというところに層の薄さを感じ、その回答は見えているような気もするが、まあこれはモダンジャズにもあてはまることではある。