帰省
1日の業務終了後に車で帰省。渋滞も無くのんびりと。実家で飲む。
2日は食事に出かけたり。伊勢は魚が美味い。アジの刺身丸ごと。
3日は、両親と食事。食事後、郊外のとある自宅へ。
テレビでも放映されていたんだが、伊勢市に趣味で姫路城の模型を作った人がいる。その人のお庭をおじゃましに行った。素人が作った模型ということで正直なめていたんだが、これがなかなかあなどれなかった。大迫力。
ご主人によると、江戸幕府当初の創建当初の姫路城を再現したそうな。全高は4m近くあり、実物の何分の一だったかな。石垣を一つ一つ作り込んでいるところがすごい。完成までに十数年かかったそうだが、いろんな意味でよく破綻しなかったなあ。オヤジとお袋も驚いていた。
このご主人の家、地元ではちょっとした観光名所になっている。連休ということもあり、わが一行のような家族連れ・老夫婦が多数。かつての地場の観光名所ってのは、こういう風に生まれてきたんだろうな、と、ちょっと本筋とは別のことも考えたり。
その後、思うところあって、伊勢の町中の写真を撮りにいく。伊勢には河崎という街があり、伊勢神宮の門前町であったこの都市の水運の役割を担っていた。今でも川沿いに蔵が残っているのだけど、水運の衰え、伊勢全体の商業の沈み込み、さらに河川の氾濫もあって、往事をしのばせる材料にはとぼしい。それでも名残は感じられ、伊勢の街がつちかってきた歴史を感じさせる。
水害があったから仕方ないけど、護岸と蔵との間に距離が生まれてしまっているのは残念だなあ。