幻のビバップピアニストなんてふれこみで購入。確かにビバップではあるが、あまりバップしてなくて、むしろもう少しスタイルの古いErrol Garnerのようなスゥイングか中間派といった風情のピアノ。おそらく年月を重ねるうちにスタイルが変わってきたんだろうと思う。それでもブロックコードではRed Garlandを彷彿とさせて聞いていて心地よい。
ベースはスェーデン在住のベーシスト森泰人氏。安定したベースでさすが。ピッチが正確。Billy Taylor作のでは渋いソロも。
ほか演奏しているのは<It's You or No One>。ほかはオリジナル。聞きやすいアルバム。