食玩「ロボダッチ」
幼い頃は、プラモデルが好きだった。ガンダムのブームとか起きる前の、本当にガラクタのようなプラモデル。
好きだった代表格がアオシマのミニ合体シリーズ。今にして見ればいかにもB級の、玩具メーカーオリジナルのロボットのプラモデルとかを喜んで組み立てていた。一箱100円で、四つ組み合わせるとロボットになる、というのが定番だったはず。アトランジャーとか、レッドホークヤマトとか、合体カウンタック(笑)とか、知っている人は知っているだろう。
アオシマのB級も捨てがたいが、結構しっかりしたコンセプトで展開していたのがイマイの「ロボダッチ」。
説明しづらいのだが、確か「タマゴロー」「ロボZ」などと名づけられた愛嬌あるオリジナルロボットのシリーズと、モグラとか野球とか、とにかく子供達が興味ありそうなものをすべて「○○ロボ」で表現したシリーズで構成されていた。
これも100円で小さい箱に、二つの小さなロボットプラモが入っていたはず。
今日コンビニに行ったら、なんとその「ロボダッチ」の食玩を発見。懐かしさに、思わず手が伸びる。(写真の箱のタマゴみたいなキャラクターがタマゴロー)
裏には懐かしのロボット達。あったあった、「モグラロボ」「ライダーロボ」「野球ロボ」のイラストが懐かしい。それにしてもコンセプトが直球で笑える。これって、もしかして「がんばれロボコン」のパクリ。。。いやパロディだったのかな。。。などと店先でふと考えたりする。
というわけでせっかくなので購入。「タマゴロー当たるかな。」
帰宅後、年甲斐もなく結構楽しみにしながら箱を開けると。。。「なんじゃこりゃっ?」
中から出てきたのは謎のロボット二体。一つはガンダムのパチモノみたいなやつで、もう一つは意味不明の防具をまとったやつ。ぜんぜんロボダッチじゃないやんけ。いや、これはこれで十分面白いけど。
どうやらロボダッチは、僕が興味なくなったあともシリーズが続き、ガンプラブーム時代にはそうしたリアルロボットのパロディも「ロボダッチ」として販売していたようだ。僕が今回当たったのはそういう時代のロボット。
ちなみに名前は「ガンテツロボ」と「ガンZロボ」。うーん、処分に困る。